武州千住
武州千住(ぶしゅうせんじゅ)
東京都足立区千住桜木
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宿場町・千住は、農村地帯でした。手前の水門は田んぼや畑へ水を引き入れ、
調節するためのものです。
水門の間から富士が見えます。
千住のねぎを積んだ馬の頭は地面に近く、馬のひずめを保護する藁靴と農夫の
引く手綱を結んで逆三角形を作り、富士と対応させています。
農夫と左の釣り人は、笠に手をやり富士を仰いで います。
千住宿は、日光道中(奥州道中)と水戸・佐倉道の最初の宿駅で品川・板橋・内藤新宿
とともに江戸四宿に数えら、商家や料亭が並んで、人馬の往来も途絶えなかったといい
ます。
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